【進撃の巨人】エレンの地ならしの目的は？発動条件や海を渡る姿と数も解説

2021年2月8日 2021年2月10日

いよいよクライマックスを迎えた『進撃の巨人』。

エレンは始祖の巨人の力でとうとう「地ならし」を発動させてしまい、世界は恐怖に満ちてしまい悪夢のような光景が広がります。

さて、エレンはこれほどまでに恐ろしい「地ならし」をなぜ発動したのか？この記事ではその目的について深掘りしています。

1 『進撃の巨人』エレンが「地ならし」を発動した目的は？
- 1.1 そもそも「地ならし」とは？現代の核兵器？
- 1.2 エレンが「地ならし」を発動した目的
  - - 1.2.0.1 【進撃の巨人】フロックはクズでうざい裏切り者！嫌いな理由と擁護の意見まとめ
    - 1.2.0.2 【進撃の巨人】フロックが闇落ちしたのはなぜ？初登場から死亡の直前の目的までまとめ
2 地ならしの発動条件を解説
- 2.1 発動には始祖の巨人の力が必要
- 2.2 エレンとジークの接触が必要
3 巨人は海を海を渡る姿と数
4 まとめ
- - - 4.0.0.1 撃の巨人のアニメシーズン4はいつからで漫画何巻から？シーズン3までのあらすじも

『進撃の巨人』エレンが「地ならし」を発動した目的は？

まずはそもそも「地ならし」とは何なのか？ということを確認しつつ、エレンが「地ならし」を発動した目的について解説していきましょう。

そもそも「地ならし」とは？現代の核兵器？

『進撃の巨人』32巻より

「地ならし」とは、始祖の巨人の力を使ってパラディ島の三重の壁の中に埋められた幾千万の超大型巨人を壁から解放し、その巨人を行進させることで大地を踏み鳴らすことです。

かつてパラディ島にやってきたベルトルトが超大型の巨人となって街を破壊したように、一体だけでも街を壊滅的な損害を与えるわけですから、それと同等の巨人が何千何万とやってきたらどうなるかは容易に想像ができると思います。

なお、マーレをはじめとする「世界連合艦隊」が勢力をあげてやって来る巨人を撃退しようと試みましたが、まったく歯が立たずただただ踏み潰されるのを恐怖に震えながら待つしかなかったのです。

つまり、「地ならし」とは言葉の通り、地面を平らにならしてしまうほどの巨人の行進のことで、これが発動されたら逃げる術はありません。

いわば「地ならし」は禁断の兵器であり、それまでパラディ島は「地ならし」の報復の可能性を恐れられた為に他国から干渉されませんでした。

そういった意味で、「地ならし」は現代の核兵器と同じような意味合いを持っていると言えるでしょう。

エレンが「地ならし」を発動した目的

『進撃の巨人』31巻より

さて、エレンは始祖の巨人の力を使い、最終的には「地ならし」を発動させてしまいました。

アルミンやミカサは最後まで「地ならし」の発動に反対していましたが、そんな思いを振り切ってエレンは行動にでたわけです。

それではエレンの目的は一体なんだったのかというと、それはパラディ島のエルディア人を守ることです。

というのも、パラディ島に住むエルディア人は悪魔の末裔と考えられており、世界中が敵といっても過言ではない状況でした。

話合いで和平交渉に期待し、キヨミ様の案内でマーレに降り立った時も、期待した在地エルディア人さえもパラディ島のエルディア人を批難するなど、とても話し合いで解決できそうにもありませんでした。

さらに、同じエルディア人でありながらも、タイバー家のヴィリー・タイバーは全世界の人々が見ている前でパラディ島のエルディア人は敵だと宣戦布告し、もはや話合いで解決する道は閉ざされてしまったのです。

このように、パラディ島の外の世界は全てが敵であり、いくら話し合いで解決しようと期待しても無駄だとエレンは悟ったのです。

巨人の力を手に入れた自分に残された時間はもはや残り少なく、パラディ島のエルディア人を外の敵から守るには先に敵を倒すしかないと考えました。

そこで、始祖の巨人の力を手に入れ「地ならし」を発動することで、敵である外の世界の人類を全て駆逐しようとしたのです。

なお、このエレンの「地ならし」の目的に賛同し協力したのがフロックでした。

フロックについては賛否両論ありますが、それらの声をまとめてみましたので、こちらも併せて読んでみて下さい。

地ならしの発動条件を解説

『進撃の巨人』31巻より

さて、最終兵器ともいえる「地ならし」は簡単に発動できるわけではありません。

続いてはその発動条件について解説していきましょう。

発動には始祖の巨人の力が必要

「地ならし」は前述したとおり、パラディ島の三重の壁内にいる超大型の巨人を使って大地を踏み鳴らすことです。

そして、それを可能にするには始祖の巨人の力を使って壁内の超大型の巨人に命令を下さなければなりません。

始祖の力は全てのエルディア人や巨人に通じる座標であり、壁内の超大型の巨人も操ることができるのです。

エレンとジークの接触が必要

始祖の巨人の力は、エレンの父・グリシャが王家を襲ったことで継承し、そのグリシャをエレンが食うことで現在はエレンが持っています。

ところが、始祖の巨人の力は王家の者でなければ行使することはできず、エレンが一人でどうにかすることはできないのです。

エレンはかつて、王家の血を引きながら無垢の巨人と化してしまったグリシャの前妻のダイナ・フリッツと接触することで、始祖の巨人の力を発動させました。

そこからわかったのは、エレンが王家の血を引く者と接触すれば、始祖の巨人の力を使うことができるということ。

つまり、エレンと王家の血を引くジークが接触すれば、始祖の巨人の力を使うことができるのです。

なお、エレンが始祖の巨人の力を継承するまでは、ずっと王家の人間が継承してきたわけですが、王家の人間は初代の王の思想「不戦の契ちぎり」によって始祖の巨人の力は使えませんでした。

初代王の思想は、仮に外の世界から攻撃を受けてパラディ島のエルディア人が絶滅することになったとしても、それはやむを得ないことだというものです。

しかし、エレンはそんなことは堪えられないと考え、王家の人間から始祖の力を奪ってでも、パラディ島のエルディア人を救おうという目的を果たそうとしたのでした。

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巨人は海を海を渡る姿と数

『進撃の巨人』32巻より

さて、「地ならし」は超大型巨人が大地を踏み鳴らすことですが、その超大型巨人がいるのは海に囲まれたパラディ島です。

「地ならし」をするにしても海を渡れないんじゃないか？と思いましたが、なんと超大型巨人は上の画像のように泳ぐこともできたんですね。

ちなみに、パラディ島にある三重の壁の中にいた超大型の巨人の数は何万何千にも及ぶと言われています。

海からあんな巨人の大群が押し寄せてきたら、誰しも恐怖を感じずにはいられないでしょうね。

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まとめ

『進撃の巨人』の「地ならし」とはパラディ島の超大型巨人が行進して大地を踏み鳴らすこと。
エレンが「地ならし」を発動した目的は、敵である海の向こうの人類を駆逐し、パラディ島のエルディア人を守ること。
「地ならし」の発動条件は始祖の巨人の力が必要で、その力を使うにはエレンとジークの接触が必要。

さて、いよいよ進撃の巨人のアニメの第4期『The Final Season』が放送開始されました。

それにともなって、エレンが「地ならし」の発動に向けて大きく動き出します。

ちなみに、アニメ放送第4期『The Final Season』の放送予定や、シーズン3までの簡単なあらすじをまとめましたので、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。

: 撃の巨人のアニメシーズン4はいつからで漫画何巻から？シーズン3までのあらすじも

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