【進撃の巨人】オニャンコポンは本名？名前の由来や意味とハンジとの関係を考察！

2020年11月10日 2021年2月10日

『進撃の巨人』の「マーレ編」から登場するオニャンコポン。

作中ではハンジをはじめ104期のメンバーとは友好な関係を築いていますね。

ところで、どことなくかわいらしい「オニャンコポン」という名前は本名なのでしょうか？

また、この名前には何か意味や由来があって名付けられたのでしょうか？

この記事では、そうした「オニャンコポン」の名前の疑問に関して解説しています。

1 『進撃の巨人』オニャンコポンは本名？かわいい名前の由来や意味を解説
- 1.1 オニャンコポンの名前の由来や意味：「天空神」を意味している
- 1.2 「オニャンコポン」という名前は本名？
2 オニャンコポンの初登場のシーンとハンジの関係をまとめて紹介
- 2.1 オニャンコポンの初登場は『進撃の巨人』単行本26巻104話「勝者」
- 2.2 イェレナと考え方が違うオニャンコポンはハンジと信頼関係にあった
  - - 2.2.0.1 【進撃の巨人】ニコロとサシャの関係を初登場からその後までまとめて紹介！
3 まとめ
- - - 3.0.0.1 撃の巨人のアニメシーズン4はいつからで漫画何巻から？シーズン3までのあらすじも

『進撃の巨人』オニャンコポンは本名？かわいい名前の由来や意味を解説

オニャンコポンの名前の由来や意味：「天空神」を意味している

「オニャンコポン」という名前は、西アフリカにあるガーナのアシャンティ人に伝わる神で、天空神を意味しています。

このアシャンティ人の宗教において、オニャンコポンはすべての精霊を創造した神であり、その精霊を介して多くの人間とのかかわりをもっていると考えられています。

人々はオニャンコポンを敬い、現在でもアシャンティの村では各家々がオニャンコポンに供物を捧げる祭壇を持ち信仰しているそうです。

オニャンコポンがアシャンティ人にとって偉大な神であることは、人々がことわざに用いていることからもわかり、例えば下記のようなものがあります。

すべての人はオニャンコポンと直接つながっている。
わざわざ空に子供を見せなくともオニャンコポンはすべて見ている。

『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンは、初めてハンジをはじめとする調査兵団と会い、サシャから肌の色のことを聞かれると、

俺たちを作った奴はこう考えた。いろんな奴がいたほうが面白いってな。

巨人になる人間「ユミルの民」も同じさ。俺達は求められたから存在する。

（ユミルの民を作ったのは）「始祖ユミル」に力を与えた存在、すなわち神だ。

そう考える者もいる。考えるだけなら自由だろ。

と言い、アシャンティ人に信仰され、すべての精霊を作ったと言われるオニャンコポンの存在を彷彿とさせる考えを示しました。

また、『進撃の巨人』のオニャンコポンは、調査兵団がマーレに向かった際に飛行船を操縦したり、アズマビトが作った飛空艇の操縦もできるといいます。

こうしたことも、天空神・オニャンコポンと結び付けて考えられますよね。

このように、『進撃の巨人』のオニャンコポンの名前は、その考え方や飛行船などが操縦できることなどから、ガーナのアシャンティ人に伝わる「天空神・オニャンコポン」に由来していると考えられますね。

「オニャンコポン」という名前は本名？

ところで、「オニャンコポン」という名前は私達日本人にはあまり馴染みのない名前ですよね。

その為、どことなく猫を連想して「かわいい」と感じるこの名前は、ハンジがつけたあだ名なのかと思ってしまいます。

ですが、その後のストーリーを見ても、他の呼び名は見当たらず、これは本名なのでしょう。

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オニャンコポンの初登場のシーンとハンジの関係をまとめて紹介

さて、『進撃の巨人』のオニャンコポンは「マーレ編」から登場したキャラクターですが、その初登場のシーンからハンジとの関係などをまとめてご紹介します。

オニャンコポンの初登場は『進撃の巨人』単行本26巻104話「勝者」

オニャンコポンが初めて登場したのは、『進撃の巨人』26巻104話「勝者」の中で調査兵団がマーレに乗り込んで行った時のことでした。

104期のメンバーをはじめとする調査兵団が、マーレに潜入していたエレンとジークを連れ出し、そこから脱出する為に飛行船を利用しました。

このマーレから帰還する為の飛行船を操縦していたのがオニャンコポンで、このシーンが彼にとっての初登場の場面となりました。

なお、この時点では、オニャンコポンはすでにハンジ達と会ってから3年間ともに暮らしていた時期です。

イェレナと考え方が違うオニャンコポンはハンジと信頼関係にあった

オニャンコポンはもともとマーレ兵でしたが、自分達の国をマーレによって奪われた為、マーレに恨みを持っていました。

そんなマーレに対し、ジークの力を使って抵抗しようと考えたイェレナは「反マーレ義勇兵」を組織し、オニャンコポンもその考えに賛同してその仲間となったのです。

そして、「反マーレ義勇兵」の目的の手段であるジークとエレンの接触のために、イェレナ達とマーレの調査船を乗っ取ってパラディ島に上陸したわけです。

オニャンコポンがパラディ島での生活を始めると、時代から取り残されていたパラディ島に対し、鉄道の技術やマーレ料理を伝えるなど、この島の発展に貢献し、ハンジもそんなオニャンコポンに対して信頼を深めていったようです。

ちなみに、マーレ料理を振舞ったニコロは、それを大喜び食べていたサシャと付き合っていましたね。

そんな二人の関係について、下記の記事でまとめていますので、こちらもぜひ読んでみて下さい。

まとめ

「オニャンコポン」の名前の由来は、西アフリカの国・ガーナのアシャンティ人に伝わる天空神が由来している。
「オニャンコポン」は作中で別の呼び名もない為、本名と思われる。
オニャンコポンはパラディ島に来て、島の発展に貢献しハンジにも信頼されていた。
オニャンコポンとイェレナは実は考え方が違い、イェレナに利用されていた。
エレンの「地ならし」は、天空神の由来をもつオニャンコポンが重要なカギを握る？

さて、いよいよ進撃の巨人のアニメの第4期『The Final Season』が放送開始されます。

それにともなって、このシーズンからオニャンコポンも登場しますね。

ちなみに、アニメ放送第4期『The Final Season』の放送予定や、シーズン3までの簡単なあらすじをまとめましたので、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。

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