へうげもの 戦国時代

へうげものでの信長の秀吉との最後の場面を紹介!中田敦彦や岡田斗司夫も絶賛!

2020年6月14日

戦国時代をテーマにした漫画作品は数々ありますが、なかでも一風変わった内容でおすすめなのが『へうげもの』です。

この『へうげもの』は中田敦彦さんや岡田斗司夫さんもYouTubeの動画で絶賛しており、特に中田敦彦さんは「本能寺の変」での織田信長の最期の描写を熱く語っています。

ファンの間でも名場面として名高い『へうげもの』での織田信長の最期のシーン。

そして、そこで語られる織田信長の最後の言葉「愛」。

この記事では、そんな『へうげもの』の名場面である織田信長の最期についてご紹介しています。

 

中田敦彦や岡田斗司夫も絶賛する『へうげもの』とはどんな漫画か解説!

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『へうげもの』とはどんな漫画なのか簡単に解説

山田芳裕さん原作の『へうげもの』は、講談社『モーニング』で2005年から2017年にかけて連載され、単行本コミックスは全25巻・文庫版で全12巻発行されています。

主人公の古田織部おりべ(重然)は、戦国時代に織田信長や豊臣秀吉に使えた武将であり、同時に茶人として茶器などにも通じており「織部好み」という流行を生み出した文化人でもありました。

戦国時代の作品というと、やはり合戦に重点をおいて描くケースが多いですが、この『へうげもの』は文化人の古田織部が主人公ということからもわかる通り、茶器などの文化的な側面から戦国時代を描いた珍しい作品です。

この『へうげもの』は、茶の湯など芸事に熱心な「数奇者すきしゃ」が大きなテーマになっていて、茶器などの名物コレクターとしての織田信長が描かれています。

織田信長を描いた作品は主に合戦などバトルシーンがメインになりがちですが、この『へうげもの』は茶器などの名物を通して織田信長がどんな人物であったかを表現しています。

また、見開きいっぱいのダイナミックな構図や、登場人物の表情の豊かさが特徴的でついつい感情移入してしまいますね。

 

タイトルの『へうげもの』とはどんな意味か解説

『へうげもの』は「ひょうげもの」と読み、「へうげる(ひょうげる)者」が縮まった言葉です。

「へうげる(ひょうげる)」とは「ふざける」「おどける」という意味の言葉で、『へうげもの』を現代語にすると「ふざけた者」「おどけた者」という意味になります。

主人公の古田織部は『へうげもの』の名にふさわしく、良い意味でふざけた茶器や庭園などを作り、千利休の「黒」を至高とするストイックな感性とは対象的な人物として描かれています。

織田信長が主人公の古田織部に対し「あいかわらずへうげた奴よ」と言ったことで、のちのち古田織部は「自分はへうげものとして生きていこう」と心に決めたのでした。

 

中田敦彦や岡田斗司夫もYouTubeで絶賛する『へうげもの』

戦国時代を一味違った視点で描いた『へうげもの」は、中田敦彦さんや岡田斗司夫さんもYouTubeで絶賛しています。

お二人の動画を観てもらえれば『へうげもの』の面白さがいっそう伝わると思います。

『へうげもの』の作者・山田芳裕さんはもともと千利休を主人公にした漫画を書くつもりだったそうですが、千利休という人物を調べていくうちに、あまりの傑物ぶりにとても自分には描ききれないと思い、古田織部を主人公にしたそうです。

そういった経緯もあり、主人公ではないにしろ千利休はとても重要な人物として描かれているわけです。

動画は中田敦彦さんが千利休について語った時に、その人生を描いた作品として『へうげもの』を絶賛しています。

特に織田信長が最期を迎える「本能寺の変」のシーンについて熱く語っていて、「いったいどんな風に描かれているんだろう」と気になるはずです。

 

岡田斗司夫さんもこちらの動画で『へうげもの』について絶賛していますね。

ストーリーの内容もさることながら、『へうげもの』の作品の構成や時代背景のほか解釈のポイントも解説しているので、一度読んだ人もあらためて読み返したくなると思います。

まだ読んだことがない人は、ぜひ深い味わい魅力的な『へうげもの』を読んで欲しいですね。

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『へうげもの』で描かれる織田信長が最後に豊臣秀吉に言った「愛」とは

『へうげもの』でも織田信長が殺された「本能寺の変」は描かれていますが、なんと実行犯は豊臣秀吉なのです!

中田敦彦も絶賛!『へうげもの』での織田信長の最期の場面:信長を殺害したのは豊臣秀吉

織田信長は明智光秀が引き起こした「本能寺の変」でその生涯を閉じたわけですが、信長の遺体は見つからなかったと言われていますね。

その為、織田信長の最後については様々な憶測が飛び交い、現代に至るまで色々な説や意見があります。

『へうげもの』でも単行本2巻から3巻にかけて「本能寺の変」が描かれており、そこで描かれる織田信長の最後は中田敦彦さんも絶賛していました。

その場面を簡単にご紹介すると、明智光秀は本能寺を取り囲むものの、実際に織田信長を殺したのは変装して潜り込んだ豊臣秀吉で、刀で信長の胴体を真っ二つに斬ってしまいます。

しかし信長はすぐには死なず、切れた胴体を押さえながら秀吉に座るように命じ、なんと自分の身体から溢れ出る血で茶を立て始めたのです。

そして秀吉との思い出を語りながら、その血で立てた茶を秀吉に差し出して最期の瞬間を迎えたのでした。

この時信長が秀吉に言った最期の言葉が「愛よ」だったのです。

 

織田信長が豊臣秀吉に言った最後の言葉「愛」とはどんな意味が込められているか

織田信長は豊臣秀吉に対し、信長自身がこれまで係わってきた人間は、一方的に奪うか惜しみなく与えるかのどちらかの関係だったと言います。

しかし、豊臣秀吉に対してはそうではななく「ダール・イ・レゼベール(Dar e receder):ギブ・アンド・テイク」の関係だった、そして本当はあらゆる人間とそういう関係を築きたかったと打ち明けます。

ポルトガル語の「ダール・イ・レゼベール(Dar e receder)」は日本語で直訳すると「授受」。

つまり織田信長は秀吉とは「持ちつ持たれつの関係」で、その関係こそが「愛」だということなんですね。

 

 

まとめ

  • 戦国時代を描いた『へうげもの』は中田敦彦さんや岡田斗司夫さんも絶賛。
  • 『へうげもの』では「本能寺の変」で織田信長を殺害したのは豊臣秀吉。
  • 織田信長が豊臣秀吉に語った最期の言葉「愛よ」は「持ちつ持たれつの関係」を意味している

アニメ『へうげもの』を全話無料で見る方法があります!織田信長が豊臣秀吉に語った最期のシーンをぜひ見てみて下さい。

詳しくは下記の記事で紹介していますので、こちらを参考にしてみて下さい。

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ちなみに『へうげもの』で「本能寺の変」の真の首謀者となっている千利休は、なぜ織田信長を殺害しようと考えたのか?

そのことについても下記の記事で解説していますので、併せて読んでもらえるとより深く信長の最期のシーンを理解できると思います。

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