ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイのキロランケの目的や野望・役割について解説!正体タタール人についても

2020年6月28日

『ゴールデンカムイ』に登場するキロランケは、のっぺらぼうことウィルクと古くからの仲間でした。

しかし、物語が進むにつれ網走監獄ではのっぺらぼうを殺害するように合図するなど、その行動は不可解な言動が多く謎に包まれた人物ですよね。

わかっているのは、キロランケは樺太アイヌの血を引くタタール人だということで、このことが大きな鍵を握っていると考えられます。

ところであまり聞き慣れないタタール人とは一体どんな民族なのでしょうか?

この記事では、キロランケの目的や野望が何だったのかを知るヒントになるかもしれないタタール人について解説しています。

 

 

『ゴールデンカムイ』のキロランケの正体のタタール人について解説!

それでは謎の多いキロランケの正体であるタタール人についてご紹介していきましょう。

キロランケの正体はタタール人

金塊の在り処の鍵を握るアシリパの記憶を呼び戻す為、キロランケはアシリパを樺太に連れていきました。

そして、かつて一緒に行動していたソフィアを脱獄させる為にロシアに渡る途中、一行は国境警備隊に襲撃されてしまいます。

この時、実はキロランケがウィルクとともにロシアの皇帝を暗殺した実行犯で、樺太アイヌの血を引くタタール人であることが明かされました。

 

タタール人について簡単に解説

現在のロシアには190以上の民族が存在しており、一番多いのが民族としてのロシア人です。

その次に多い民族がタタール人で、約550万人のタタール人がロシアに住んでいます。

ただ、タタール人といってもクリミア・タタール人、ヴォルガ・タタール人、カザン・タタール人など様々な種類が存在しています。

キロランケのように黒髪のアジア系のタタール人もいれば、金髪でヨーロッパ系の顔立ちのタタール人もいるのです。

多民族国家として代表的なアメリカは、その多くが他の土地からやって来た移民国家であるのに対し、ロシアの場合はもともとロシアに住んでいた多民族が一つに集約された国家と言えます。

ですから、国籍こそロシア人でも民族としてはタタール人という人も多く存在しているわけですね。

 

フィギュアスケートの女王・ザギトワもタタール人

2018年の平昌冬季オリンピックで、女子フィギュアスケートで金メダルに輝いたアリーナ・ザギトワ選手は、国籍こそロシアですが実はタタール人です。

ザギトワ選手は黒髪で目鼻立ちがくっきりとしていてキロランケと似た顔立ちなので、同じタタール人のなかでも近い民族なのかもしれませんね。

ちなみにザギトワ選手は秋田犬が好きで、オリンピック後の贈呈式で秋田犬を贈呈されたニュースは話題になりましたよね。

また、大のリラックマ好きで他にも日本のキャラクターグッズを集めていることも話題になり、日本に対しては好感を持っているようですね。

 

「タルタルソース」の名前の由来はタタール人

今では一般に市販される「タルタルソース」の名前の由来は、実はタタール人が語源となっています。

「タルタルソース」とその名前は19世紀の料理本から見られ、西ヨーロッパにおいて「タタール人」が訛って「タルタル人」となり、そこから名付けられたものと言われています。

こうしてみると、意外と身近なところにタタール人の影響が及んでいるんですよね。

 

 

キロランケの目的や野望・樺太で果たした役割について考察

樺太アイヌの血を引くタタール人のキロランケは、なぜ金塊を狙っているのでしょうか?

その目的や野望については曖昧なところもありますが、作中から考えうる理由を考察してみます。

キロランケが金塊を探し出していた目的と野望:樺太で果たした役割とは

キロランケは、日本とロシアの間で翻弄される自分たちアイヌの少数民族が独立する為に戦っていました。

その根底には、自分たちが守ってきたアイヌの文化や伝統が失われてしまうという危機感があったわけです。

そして、それ(アイヌ文化や伝統)を守るためにアイヌの金塊を独立運動の軍資金にあてようというのが大きな目的です。

アシリパを連れて樺太へ向かったのも、ひとつには金塊の鍵を握る記憶を呼び戻すことにありますが、一方でアイヌの文化や伝統を受け継ぎ導く存在になることを期待していたようでもあります。

それはキロランケが死に際にアシリパが記憶を呼び戻したことに満足していた様子からも伺えますね。

金塊を軍資金として使い、対立するロシアと戦ってアイヌの独立と文化を継承していくという野望は、記憶を取り戻したアシリパに委ねたとも言えますね。

つまりキロランケは、次世代のアイヌを導いていく存在としてアシリパを覚醒させる役割を果たしたと言えるでしょう。

 

キロランケがウィルク(のっぺらぼう)を殺害した理由を考察

キロランケとウィルクは仲間として行動していた過去がありますが、網走監獄でウィルクがアシリパを確認したあと、キロランケが合図を送って尾形にウィルクを殺害させましたね。

なぜキロランケは仲間であったはずのウィルクを殺害してしまったのでしょうか?

それは、いつしかキロランケとウィルクの考え方が変わってしまったからだと考えられますが、どのようなすれ違いがあったのかは明かされていませんね。

作中でウィルクは「樺太・北海道を含めた極東連邦国家を作ればいい」と壮大な夢を語る場面がありましたが、もしかしたらタタール人の血が流れるキロランケとは最終的な目的の違いが生まれてしまったのかもしれませんね。

 

 

まとめ

  • キロランケの正体は樺太アイヌの血を引くタタール人。
  • タタール人はロシアに住む民族の一つで、さらに様々な民族に分かれている。
  • フィギュアスケートのザギトワ選手も国籍はロシアだがタタール人。
  • 「タルタルソース」の名前の由来はタタール人。
  • キロランケの金塊探しの目的は、アイヌの伝統や文化を守る為の軍資金にすること。
  • キロランケがウィルク殺害を指示したのは、民族の違いによる目的のすれ違い?

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