ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイの鶴見中尉はなぜクーデターを計画しているか理由を解説!目的や内容まとめ

2020年6月21日

漫画『ゴールデンカムイ』に登場する鶴見中尉は、アイヌの金塊を元にしてクーデターを起こし軍事政権を作ろうという大きな野望を持っていますね。

主人公の杉元佐一をはじめ、登場するキャラクターのサイドストーリーも濃厚な為、そもそもなんで鶴見中尉はクーデターを起こそうとしていたのか?と思い返すこともあると思います。

そこで、この記事では鶴見中尉がクーデターを起こそうとした理由やその内容についてまとめましたので、おさらいの意味で読んでみて下さい。

 

鶴見中尉のクーデターの計画内容をまとめておさらい

鶴見中尉はなぜアイヌの金塊を狙っているか、あらためてその目的をおさらいしつつ、クーデターの計画内容をまとめました。

アイヌの金塊を軍資金にして北海道を奪う

そもそもなぜ鶴見中尉がアイヌの金塊を狙っているかと言うと、その一部を軍資金としてアメリカ人から最新の武器を購入し第七師団を乗っ取ることが最初の目的です。

そして、本州に送る天然資源の通り道である主要な港町を制圧し、北海道を手に入れようとしています。

 

アイヌの金塊を資金にして武器工場を作る

アメリカ人の武器商人との交渉で、最新式の武器は想像以上に高額であることがわかり、むしろ日本製の武器は高品質の為売れることに目をつけます。

そこで、アイヌの金塊を元手の資金にあてて武器工場を作り輸出することを模索します。

 

北海道の資源を活かし軍事政権を作る

北海道には夕張の石炭や倶知安くっちゃんの鉄鉱石など、武器製造に必要な天然資源が豊富にあります。

それらの天然資源を活用し、北海道に上述した武器製造工場をつくり、それを売ることで北海道の道民に安定した仕事を与えようと考えています。

このように、北海道を武器製造によって経済をまわす軍事政権を作り出そうとしているわけです。

言わばこれが鶴見中尉のクーデター計画の最終目的と言えます。

 

 

鶴見中尉がなぜクーデターを起こして軍事政権を作ろうとしているか理由を解説

それではなぜ鶴見中尉はクーデターを起こして軍事政権を作ろうとしているのか?

その理由について、実際の日露戦争後の日本の様子もふまえつつ解説します。

203高地攻略戦など無謀な作戦を立てた上層部に不信感を持ったから

コミックス4巻31話で、鶴見中尉も参戦した日露戦争の203高地攻略戦の回想シーンがあります。

そのなかで、鶴見中尉はこの203高地攻略戦に否定的でありながら、命令に従わざるを得なかったことが語られます。

そしてこの作戦そのものが無駄であり、多大な犠牲者を出したこの作戦を立案した上層部を痛烈に批判しています。

こうした苦い経験から、鶴見中尉は自らが指導者となって新しい軍事政権を作ろうと考えるに至ったわけですね。

 

日露戦争に勝利しても賠償金を得られず不遇な待遇だったから

コミックス2巻16話で、鶴見中尉が捕まえた杉本に対し仲間になるよう勧誘する場面があります。

鶴見中尉は杉本に、戦争中は英雄であったのに故郷へ帰れば放浪生活を余儀なくされ、報われず失ったものの方が多くはないか?と言い聞かせるように問いました。

実際、日本は日露戦争に勝利したものの、国力で勝るロシアは戦争継続を主張していたところを、アメリカの仲介によってポーツマス条約が結ばれたことで戦争終結となり、結局ロシアから賠償金を得ることができませんでした。

この結果、多くの犠牲を出しながらも報われなかった人々の不満がつのり、日比谷焼き討ち事件(1905年)などの暴動が起こってしまいました。

鶴見中尉が軍事政権を作ろうと考えたのは、こうした実際の世論を汲み取ったものだと考えられます。

 

 

まとめ

  • 鶴見中尉は第七師団をのっとりクーデターを起こそうと画策している。
  • 鶴見中尉はアイヌの金塊を元手にして武器工場を作ることを目的としている。
  • 北海道の天然資源を活用し、武器販売で経済をまわす軍事政権を樹立することが最終目的。
  • 鶴見中尉がクーデターを目論む理由は、日露戦争の203高地攻略戦など、既存の軍のあり方に不満を抱いているから。
  • クーデターを計画したもうひととつの理由は、日露戦争で賠償金を得られず報われない状況を打破する為。

さて、これほど壮大なクーデター計画を目論む鶴見中尉は、そのカリスマ性と人心掌握術で部下をはじめ一部の人から絶大な支持を得ていますね。

しかし、軍の中の階級は「中尉」どまりで、100名程の小隊の隊長にすぎません。

鶴見中尉の野望の大きさや実力からすれば、「中尉」という階級は低過ぎるように思えます。

なぜ鶴見中尉の階級が低いのか?それについて下記の記事で解説していますので、こちらもぜひ読んでみて下さい・

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