千と千尋の神隠し

【千と千尋の神隠し】湯婆婆の正体や性格は?銭婆(ゼニーバ)との違いについても

2020年12月24日

『千と千尋の神隠し』に登場する湯婆婆は、誰もが一度見たら忘れられない強烈なキャラクターですよね。

誰に対してもガミガミと口うるさく、特に千尋に対しては最初に会った時からとても高圧的でしたね。

この記事では、そんな悪役(?)の湯婆婆の正体や性格について掘り下げ、双子の姉である銭婆(ゼニーバ)との違いについてもまとめています。

 

【千と千尋の神隠し】湯婆婆の正体や性格は?

それではさっそく湯婆婆の正体についてご紹介していきましょう。

油屋を経営する魔女

湯婆婆は、やおよろず神様達が疲れをいやしに来る湯屋「油屋」を経営する魔女で、いわば千尋が迷い込んだ異世界のボスとも言えるでしょう。

誰もが湯婆婆には逆らえず言いなりになっているのは、単に雇い主だからというだけではありません。

ハクが千尋に語っていたように、この世界では仕事を持たず働かない人間は、湯婆婆の魔法によって豚などに姿を変えられてしまうのです。

千尋の両親も豚に変えられてしまいましたよね。

 

ただ、千尋と契約を結ぶ時、働きたいと願う人には必ず何らかの仕事を与えなければならないという契約を誰かと結んでいる様子でしたから、作中には描かれていないものの、湯婆婆も誰かに雇われているのかもしれません。

また、物語の最後に豚の集団から両親を探せと千尋を試す場面がありますが、坊がその意地悪な問題を批判しますが、湯婆婆は「決まりだから仕方ない」と言って困惑する場面があり、千尋の両親を元の姿に戻すには湯婆婆の意思だけでは不可能だというニュアンスでしたよね。

これらのことからも、湯婆婆は誰かに雇われた油屋の店主であるようです。

 

そんな湯婆婆は千尋や他の従業員に対してはとても厳しいのに対し、息子の坊にはとても甘いですよね。

専用の大きな部屋を用意してお菓子屋おもちゃを何でも与え、坊がたとえドアえお壊したり散らかしたりしても一切怒らないどころか、機嫌をとろうと甘くなだめていましたもんね。

 

このように、湯婆婆の正体は従業員には徹底的に厳しいものの、息子の坊にはとことん甘く、雇用主に対しては忠誠を誓う魔女であると言えます。

こうした湯婆婆の姿は、自分の利害関係でコロコロと表情が変わるカメレオン人間に対して批判的な思いが込められているのかもしれませんね。

 

湯婆婆の性格

湯婆婆は、最初のうちは腐れ神だと思っていたのに、名のある河の主の神様だとわかるや急に態度を変えたり、それまで見向きもしなかったカオナシが砂金をだすとなるや手厚くもてなすなど、とにかく金次第で態度がかわります。

また、坊がネズミに変えられ、その代わりに頭(かしら)が坊の姿になっていても全く気づかず、ハクに言われてようやく気づいたくらいです。

このように、湯婆婆は金第一主義の性格で、他者に対する愛情が希薄であることがわかりますね。

 

銭婆(ゼニーバ)と双子の姉妹の妹

さて、そんな湯婆婆は双子の姉妹の妹で、銭婆(ゼニーバ)という姉がいます。

しかし、見た目こそそっくりで魔女だという共通点はありますが、生活や暮らしぶりは全く違いますね。

 

 

湯婆婆と銭婆(ゼニーバ)との違いは?

さて、湯婆婆には双子の姉の銭婆(ゼニーバ)がいますが、容姿はとてもよく似ていますが二人はまるで正反対の性格です。

そんな二人の違いについてまとめてみました。




性格が違う

湯婆婆は千尋に対してだけでなく、誰に対しても高圧的な態度をとっていますが、お客様である神様に対して丁寧に接し、裏表がハッキリした性格だと言えます。

お金さえもらえれば、たとえカオナシであろうと最初はへこへこしていましたし、とても欲深い性格だということがよくわかります。

また、自分が魔女だということをいいことに相手を威嚇したり、扉を開けることにせよたばこに火をつけることにせよ、むやみやたらに魔法を使っていますよね。

 

一方の銭婆は、「魔女の契約印」を盗んだハクに対しては厳しい態度をとりますが、とはいえ湯婆婆の仕業だとわかればちゃんと許してくれる寛容さをもっています。

銭婆は湯婆場と違い誰に対しても寛容で、自分の居場所がないカオナシを引き取ったり、ネズミに変えられた坊を自然に仕事を与えることで人間として成長させていましたよね。

また、千尋がやってきた時も自分でドアを開けて招き入れていますし、織物をするのも「魔法を使ったんじゃ意味がない」と、魔法に頼らず自分の手で作ることにこだわっている様子でした。

 

このように、湯婆婆は誰に対しても高圧的で裏表のハッキリした強欲な性格であるのに対し、銭婆は誰に対しても寛容な性格の持ち主であるという違いがありますね。

 

暮らしぶりが違う

湯婆婆は油屋を経営していて、とにかく金に執着する強欲な人柄で、指には宝石をあしらった指輪をいくつもはめていますし、自分の部屋は高そうな調度品で埋め尽くされ、贅沢三昧な生活を送っています。

一方の銭婆は、「沼の底」という駅から近い質素な一軒家にすんでおり、部屋の中を見る限り一般家庭とおなじような質素な暮らしぶりをしているように見受けられます。

ように、湯婆婆は金に執着して強欲で贅沢な暮らしをする一方、姉の銭婆はとても質素な暮らしをしているという違いがありますね。

 

イボの数が違う?

見た目が瓜二つの湯婆婆と銭婆ですが、裏話で原画を担当した田中敦子さんが語るには、二人には決定的な違いがあるそうです。

それは、「湯婆婆の胸元にはイボが1つ、銭婆の胸元にはイボが4つある」というのです。

かし、これは作中では確認することができず、この裏話も冗談交じりの会話の中からでた言葉なのかもしれません。

ただ、こういった違いを見つけて繰り返し見るのも『千と千尋の神隠し』の面白さのひとつですよね。

 

 

まとめ

  • 『千と千尋の神隠し』の湯婆婆は油屋を経営するボスのような存在。
  • 湯婆婆の正体は誰かに雇われた「油屋」の店長にすぎない。
  • 双子の姉・銭場とは性格や暮らしぶりが全く違う。
  • 湯婆婆と銭婆では胸元のイボの数が違う(冗談交じりの噂話の可能性が高い)

当ブログでは『千と千尋の神隠し』にまつわる記事をいくつか掲載しています。

興味のある方はこちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい。

 




 


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