麒麟がくる

麒麟がくるの明智左馬之助(秀満)とはどんな人物か家系図から解説!琵琶湖の伝説についても

2020年4月21日

大河ドラマ「麒麟がくる」で主人公の明智光秀(十兵衛)と親しげに話す、間宮祥太郎演じる明智左馬之助(明智秀満)。

同じ明智姓を名乗る左馬之助はどんな人物なのか、家系図をもとに明智光秀との関係を解説しています。

 

大河ドラマ「麒麟がくる」の明智左馬之助(間宮祥太郎)とはどんな人物か家系図から解説!

明智左馬之助は明智光秀(十兵衛)といとこの関係?

大河ドラマ「麒麟がくる」の設定上では、明智左馬之助は上記の家系図のとおり明智光秀といとこの関係にあります。

しかし、その出自は謎に包まれていて、当初は三宅弥平次と名乗っていたとも言われており、明智光秀との血縁関係はなかったかもしれません。

そもそも明智光秀についての生年や出自も実は定かではなく諸説あるくらいですので、左馬之助についても同様に様々な説があります。

 

明智左馬之助は最も信頼された家臣

謎に包まれた明智左馬之助ですが、明智光秀とは美濃にいた時代からの付き合いがあったことは間違いないようです。

明智光秀には5人の重臣がいたとされ、明智左馬之助はよく知られる斎藤利三とともに特に重要な役割を担っていました。

なお他の3人は「麒麟がくる」でも登場する藤田伝五(行正)、明智光忠、溝尾茂朝という人物です。

明智光秀は一流の教養人としても知られ、公家や文化人を招いて茶会や連歌会を催していました。

当時は千利休や織田信長によって茶道は超一流の人物がたしなむものであると同時に、茶会は重要な外交の場でもあったわけです。

その茶会で明智左馬之助が饗応役(ホスト役)として指名されていたことからも、明智光秀にとっていかに重要な人物であったかがわかります。

ちなみに、こうした茶会に招かれた公家の近衛前久は、明智光秀と親しかったことが疑われて「本能寺の変」の黒幕だったと見なされました。

この噂については下記の記事で紹介していますので、気になった人はぜひ読んでみて下さい。

また、「政春古兵談」という書物によれば、明智光秀が「本能寺の変」を起こし信長を討つことを最初に打ち明けたのは明智左馬之助だったそうです。

それくらい明智光秀は明智左馬之助のことを信頼していたわけですね。

 

のちに明智光秀の娘と結婚する

明智光秀には玉子(細川ガラシャ)以外にも娘がおり、明智左馬之助はその娘と結婚してから「明智秀満」と名乗ったとも言われています。

もともとこの娘は、同じく織田信長の家臣であった荒木村重の息子と結婚していましたが、荒木村重が織田信長を裏切って謀反を起こした際に離婚していました。

やむを得ない事情で離婚した娘を不憫に思い、信頼できる明智左馬之助に嫁がせたのではないでしょうか。

 

 

明智左馬之助(秀満)の「琵琶湖の湖水渡り」の伝説を紹介!

明智光秀の重臣であった明智左馬之助は、光秀の最期とともに「琵琶湖の湖水渡り」という伝説を残してあとを追っています。

華々しく散ったその明智左馬之助の伝説についてご紹介します。

「本能寺の変」の後、明智左馬之助は光秀の命によって信長の居城・安土城を守っていました。

その後、豊臣秀吉との「山崎の戦い」に敗れ光秀は討ち死にしてしまうと、その知らせを聞いた明智左馬之助は、救援のため急遽、坂本城を目指し出陣します。

ところが大津まで辿り着いた時(現在の大津市打出浜あたり)、秀吉軍の先鋒武将、堀秀政と遭遇してしまいます。

味方の兵が次々と討たれ窮地に立たされた明智左馬之助は、大胆にも打出浜から馬に騎乗したまま琵琶湖に乗り入れたと言われています。

そして無事に坂本城に到着したものの、堀秀政の軍に囲まれ万事休すとなった明智左馬之助は、光秀の妻子を刺殺し坂本城に火を放った後、自らも命を絶ったと言われています。

明智左馬之助はこれに先立って、光秀がコレクションした茶器や刀剣などの名品が落城とともに失われてはいけないと考え、目録を添えて敵将の堀秀政に引き渡したそうです。

最期まで明智光秀の意思を重んじていたことがうかがえる伝説ですね。

 

 

大河ドラマ「麒麟がくる」での今後の明智左馬之助の見どころ

明智光秀の重臣とされ、最後は伝説を残して散っていった明智左馬之助ですが、歴史の表舞台に登場するのは明智光秀が織田信長に仕えて活躍するようになってからのこと。

その為、大河ドラマ「麒麟がくる」においても、しばらくの間は目立った活躍は見られないかもしれませんね。

ただ、「琵琶湖の湖水渡り」の伝説も残るほどですから、その半生は眼を見張るものだったことでしょう。

「麒麟がくる」のクライマックスになるであろう「本能寺の変」は、主人公の明智光秀だけでなく、この明智左馬之助の動向も今から楽しみですね。

 

さて、このブログでは他にも大河ドラマ「麒麟がくる」の時代背景を取り上げた記事を掲載しています。

登場人物の関係性など、ドラマでは描ききれなかった裏側についても書いていますので、さらに深く楽しみたいと思った人はこちらも併せて読んでもらえると嬉しいですね。

↓大河ドラマ「麒麟がくる」にまつわる特集はコチラ↓

また、「麒麟がくる」をより楽しむ為に明智光秀が主人公の漫画やドラマ・アニメ作品をまとめましたので、様々な角度から明智光秀という人物を知ると面白いと思います。

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