『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・Q』では、それまでのストーリーから14年経過した後の世界が描かれており、主人公のシンジを取り巻く環境はガラッと変わりました。
特に、ミサトを始めとするネルフに所属していたメンバーの殆どが「ヴィレ」という組織に移っていたり、登場人物も新しいキャラクターが増えています。
され、そんな新キャラクターのうちの一人、高雄コウジは旧劇場版に登場した戦略自衛隊のメンバーではないか?という説があります。
この記事ではそんな高雄コウジにまつわる噂についてご紹介しています。
目次
【エヴァンゲリオンQ】高雄コウジは旧劇場版の戦略自衛隊員?
それではまず、高雄コウジは旧劇場版の戦略自衛隊だったという説について考えてみましょう。
ヴィレの兵士と戦略自衛隊の兵士が似ている
まず、高雄コウジだけではなく、ヴィレのメンバーはどういう人達なのか、ということから考えてみましょう。
ウィレについては、反ネルフの組織ですべてのネルフ保有のエヴァを殲滅することを目的に活動しており、ミサトやリツコ以外にも旧ネルフ出身者がかなり移籍しています。
ヴィレにはヴンダー艦内のオペレーターだけでなく、他の戦艦やヘリなどまるで軍隊のように戦力を保持しており、武装した兵士も相当数いると考えられます。
そして、その武装した兵士の格好が、『旧劇場版』に登場した戦略自衛隊の兵士の格好とかなり似ているのです。
このことを踏まえると、ヴィレは旧ネルフの人達や旧戦略自衛隊の人達によって構成された組織ではないかと考えられるのです。
『破』の世界から14年経っているとはいえ、一からこれほどまでの組織を形成できるはずもなく、何らかの事情によりネルフの一部と戦略自衛隊の組織が一緒になって再編成されたのでしょうね。
高雄コウジは加持リョウジのことを知っている
さて、『Q』の冒頭でヴンダーが初めて発進し、敵を殲滅したあと、オペレーターの高雄コウジは「加持の話しより面白い艦長だ」とつぶやいており、加持リョウジと面識があることがわかります。
では高雄コウジは加持リョウジはどこで接点があったのか、それがわかりませんよね。
そこで、二人の接点の手がかりとなるのが戦略自衛隊です。
戦略自衛隊はゼーレの直轄部隊であり、ゼーレのスパイでもあった加持リョウジとは何らかの接点があっても不思議ではありませんよね。
高雄コウジが加持リョウジを知っているのは、彼が元・戦略自衛隊に所属していた人物であった為というわけです。
そして、『破』のあとの14年間の間に、戦略自衛隊の一員だった高雄コウジはヴィレに所属するようになったと考えられるわけです。
『Q』の段階では高雄コウジについてほとんど何もわからない状態ですので、元・戦略自衛隊に所属していたかどうかはわかりません。
ただ、高雄コウジが加持リョウジの行方についてカギを握っていることは十分考えられますね。
高雄コウジはユーロネルフにいた可能性も
今日のロゴマーク(エンブレム)。215投目。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』ヴィレのマーク pic.twitter.com/fBlDFVEVaj
— へぃた™🎶 (@heita_524) September 28, 2016
さて、高雄コウジは元・戦略自衛隊だった為に加持リョウジと面識があったのでは?ということでお伝えしましたが、『破』の冒頭で加持リョウジはユーロネルフにもいたことがあり、もしかするとそこで出会った可能性もあります。
「ヴィレ(Wille)」はドイツ語で「意志」を意味し、「ヴンダー(Wunder)」も同じくドイツ語で「希望」を意味します。
これらのことを踏まえると、「ヴィレ」という組織はもしかしたらユーロネルフとの関係も深く、その為にユーロネルフにいた高雄コウジが「ヴィレ」に移籍した可能性もあります。
新しく登場した他のオペレーター達は比較的若いのに対し、高雄コウジはベテランの貫禄を醸し出していますから、おそらくユーロネルフで経験を積んでいたと考えられなくもないですよね。
それに、「ヴンダー」はユーロネルフが造った可能性もあり、ユーロネルフに所属していたベテランの高雄コウジがオペレーターに抜擢されたということも十分考えられます。
なお、ヴンダーを造ったのがユーロネルフだということについては、下記の記事でご紹介していますので、そちらを御覧ください。
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まとめ
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・Q』に登場する高雄コウジは、『旧劇場版』の戦略自衛隊に所属していたという説がある。
- 高雄コウジは加持リョウジと面識があり、それは戦略自衛隊に在籍していたからと考えられる。
- 高雄コウジはユーロネルフにいた可能性もある。
- ヴィレとユーロネルフは何らかの繋がりがあると考えられる。
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