エヴァンゲリオン

【エヴァンゲリオン・破】アスカは死亡した?精神汚染の叫び声や顔が気持ち悪い

2021年1月5日

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』に登場するアスカは、名前こそ違っていますが、『テレビ版』と同じく高飛車でシンジを小馬鹿にするような態度のキャラクターですよね。

しかし、そんなアスカは、ストーリーが後半に差し掛かったところで思いもよらぬ使徒の襲撃を受けてしまいます。

この記事では、その後アスカはどうなってしまったか振り返りつつ、精神汚染された時の隠された恐ろしい真実についてもご紹介しています。

 

『エヴァンゲリオン・破』アスカは死亡した?

アスカは第9の使徒の思わぬ襲撃を受けてしまうわけですが、その時アスカはどうなったのかおさらいしていきましょう。

アスカの乗る機体が乗っ取られるまでの場面

ネルフ本部は北米から試作機の3号機が送られ、その性能を確認する為にアスカをテストパイロットにして起動実験を行うことにしました。

この実験にはミサトも立ち会い、テスト開始前にアスカはミサトと電話しています。

これまでのアスカは孤独を抱えながら過ごしていましたが、こうして誰かと話すことの楽しさを感じていたところで、アスカの内面が良い方向に変わり始めていたところだったのです。

 

ところが、いざテストを開始すると、エントリープラグ内は不気味な光に包まれ、アスカを覆い隠すようにしてまたたく間に広まっていったのです。

この異変に気づいた時はすでに手遅れで、なんとアスカの乗る3号機は、侵食タイプの第9の使徒によって乗っ取られてしまったのでした。

 

初号機と戦闘:不釣り合いな曲と叫び声が怖い

3号機のテストがあったこの日は、レイがシンジとゲンドウを仲直りさせる目的で手料理を振る舞って食事会をする予定でした。

しかし、3号機が使徒に乗っ取られてしまった為に、急遽シンジは初号機に乗って出撃することになったのです。

シンジは当初使徒が3号機だということは知らずに出撃したわけですが、目標がアスカの乗る3号機だとわかると、どうしても闘う気にはなれませんでした。

指揮をとるゲンドウは、そんなシンジを見限ってダミーシステムを作動させ、シンジの意志とは関係なく初号機を3号機と戦わせることにしたのです。

 

ダミーシステムに切り替わった初号機は、まるで首輪の取れた獣のように3号機に襲いかかり、アスカの乗っているエントリープラグを剥ぎ取り、なんとそれをくわえて噛み砕いてしまったのです。

この闘いが描かれているシーンでは、BGMに「今日の日はさようなら」が流れ続けていたのですが、その曲調と凄惨な戦闘シーンが不釣り合いで、かえって不気味さを増している印象を受けます。

そして最も残酷な、初号機が3号機のエントリープラグを噛み砕くシーンでは、アスカの声にも似た悲鳴ともとれる叫び声が聞こえます。

この叫び声の正体は、アスカの声であるとも言われたり、他の使徒と同じように第9の使徒が断末魔の叫び声をあげたもの、という意見もあります。

いずれにせよ、このシーンは凄惨な映像・不釣り合いな曲・おぞましい叫び声が混ざり合って、目を背けたくなるような場面ですよね。

 

アスカは死亡していないが精神汚染された可能性も

さて、獣と化した初号機によって3号機はエントリープラグを噛み砕かれたわけですが、アスカはその後救護施設に送られてなんとか一命をとりとめていることがわかります。

しかし、細胞組織の侵食跡は消えたものの、使徒による精神汚染の可能性も否定できない、このまま隔離するしかないほどの状態になってしまいました。

もしかしたら「処置」されてしまうかもしれない状態ですが、リツコは「貴重なサンプル体」として、そうはさせないという意志をみせています。

 

なお、続編の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・Q』でアスカは眼帯をしているものの、以前のような元気な姿で登場します。

 

 

アスカが精神汚染される時に見える顔や当初の絵コンテが気持ち悪い





さて、アスカは第9の使徒によって精神汚染されてしまうわけですが、使徒がアスカの乗るエントリープラグに侵食してきた時の映像が色々と話題を呼んでいます。

今度はその問題のシーンについてご紹介していきましょう。

精神汚染される時に見える顔が気持ち悪い

上の画像は、まさに第9の使徒が侵食を始めるところのシーンなのですが、左の白っぽく十字になっている中心部分をよく御覧ください。

うっすらと人の顔の形にみえませんか?しかも色合いといい綾波レイの顔のようにも見える気もしますよね?

ネット上でもこのシーンは話題になっており、一度顔のように見えたらもうずっと目に焼き付いてしまって頭から離れませんよね。

これだけでも十分気持ち悪いのですが、実はもっと恐ろしい表現がされていたかもしれないのです。

今度はそのもっと恐ろしい幻のシーンについてご紹介していきます。

 

精神汚染されるアスカの絵コンテが怖い

上のツイートにある画像は、制作段階でのアスカが第9使徒に侵食されるシーンの絵コンテで、実際に使われたわけではありません。

この絵コンテによれば、アスカの前方に無数の針の集合体が現れ、その針がアスカの体に向かって伸び、アスカが前に出した手を貫通し目や頬に突き刺さり、最後に顔全体を覆ってしまいます。

そしてアスカの顔の皮を剥ぎ取ってしまい、剥がれた顔面の顔は登場キャラの「渚カヲル」の顔になっていきます。

するとそのカヲルはアスカに向かって「君らしくないよ」「幸せは君に似合わないからね」と言うのです。

その後、アスカの顔の中から出た黒い針はアスカの全身を貫き、アスカの全身がヤマアラシのようになってしまう、という内容です。

 

ラフな絵コンテと文字だけでも身の毛もよだつ怖さがありますよね。

もしこれが映像化されていたら、トラウマになるほどの恐ろしいシーンになっていたでしょうね。

アスカのファンの人にとっては、これが幻であってよかったと思うのではないでしょうか。

ずれにせよ、この第9使徒によって精神汚染されたアスカのシーンは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』の中でも一番ショッキングな場面と言えるでしょうね。



 

まとめ

  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』でアスカがテストパイロットとして3号機に乗った時、第9使徒によって侵食される。
  • ダミーシステムで稼働した初号機によって、アスカの乗る3号機は破壊されるが、その戦闘シーンでのBGMや叫び声が恐怖を掻き立てる。
  • アスカは生きていたものの、精神汚染された可能性があり隔離されてしまった。
  • アスカが精神汚染されるシーンは、うっすらと顔が写しだされるなど、その恐ろしさが際立っている。
  • 制作当初の絵コンテでは、アスカの顔が剥がされるなど、トラウマになるほど凄惨なシーンだった。

当サイトでは他にも『エヴァンゲリオン』に関する記事を掲載しています。

ご興味のある方はぜひこちらも読んでみて下さい。

 




 


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